参考記事をベースに理解するのに時間がかかった部分など追加メモ。
(*参考記事が今後閲覧できなくなっても困らないように、内容をコピペメモを作成。)
【データベース(MySQL)の基本設定:#rootユーザでの作業】
「mysql_secure_installation」を用いてデータベースの構築を行う。
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# /usr/bin/mysql_secure_installation |
《設定内容》
1.rootユーザーのパスワード設定
2.それ以外は基本的には「Y」を選択
《構築が出来たら、rootユーザーで接続が出来るか確認》
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# mysql -u root -p |
先ほど設定したパスワードを入力し、SQLの操作が出来ればOK。
《MySQLコマンドでDBの内容確認》
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mysql> show databases; |
【rootではないユーザーでデータベース(MySQL)に接続:#rootユーザでの作業】
今回は、「testuser」というユーザーで「testdb」というデータベースを使用出来るように作成。
《rootユーザーで接続》
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# mysql -u root -p |
《MySQLコマンドで新規データベース作成》
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mysql> create database testdb; |
《MySQLコマンドで新規ユーザとパスワード作成》
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mysql> create user testuser identified by 'password'; |
今回の設定内容 | |
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ユーザ名 | testuser |
パスワード | password |
このままでは、testuserはtestdbを使用する権限がないので、権限を付与。
《MySQLコマンドで「testuser」に「testdb」の必要な権限を与える》
*データ構造の変更権限(ALTER権限)・・・カラム追加などする場合に必要だった権限。
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mysql> grant select,insert,update,delete,create,drop,alter on testdb.* to testuser; |
《MySQLコマンドで「testuser」に与えられた権限を確認》
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mysql> show grants for testuser; |
《#rootユーザで「testuser」に権限があるか確認》
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# mysql -u testuser -p |
ここでのパスワードは、先ほど「testuser」で設定したものを入力。今回なら「password」。
*MySQLコマンド「show databases;」や「use testdb;」で異常がなければOK。
【Apache・PHP・MySQLの連動確認:#rootユーザで作業】
Apacheのドキュメントルート(/var/www/html)に「mysql.php」を作成。
「mysql.php」の内容↓
※phpからMySQLへ接続が出来れば「Connect Success」、NGなら「Connect Error」を返すプログラム。
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<?php $link = mysqli_connect ( "localhost", "testuser", "password", "testdb"); if (!$link) { printf("Connect Error: %s\n", mysqli_connect_error()); exit(); } printf("Connect Success: %s\n", mysqli_get_host_info($link)); mysqli_close($link); ?> |
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# echo '' /var/www/html/mysql.php |
↑後で上記の内容をviエディタで記入することにした。(↓viエディタを開く)
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# vi /var/www/html/mysql.php |
【クライアントのブラウザから、「LinuxのIPアドレス/mysql.php」とアクセスして表示画面文字を確認。】
※接続がOKなら「Connect Success」、NGなら「Connect Error」が表示。
【phpMyAdminによるデータベース操作:#rootユーザで作業】
「Epelレポジトリ」の追加方法(2種類紹介:yumコマンド/rpmコマンド)
《コマンドの違い》
1.yum:依存関係のあるパッケージも自動でインストール
2.rpm:依存関係のあるパッケージは自動でインストールしない
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【1】yumコマンド
重複パッケージ(標準リポジトリ/追加リポジトリ)の場合、標準リポジトリ提供のものを優先するプラグイン
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# yum -y install yum-plugin-priorities |
標準リポジトリを最優先にする (プライオリティ=1)
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# sed -i -e "s/\]$/\]\npriority=1/g" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo |
EPELを追加
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# yum -y install epel-release |
プライオリティ=5 に設定
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# sed -i -e "s/\]$/\]\npriority=5/g" /etc/yum.repos.d/epel.repo |
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【2】rpmコマンド
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# rpm -ivh http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/fedora/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm |
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《追加されたかの確認》
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# cd /etc/yum.repos.d |
《yum.repos.dファイルの内容確認》
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# ls |
《phpmyadminインストール》
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# yum install phpmyadmin |
インストールが完了すると、/etc/httpd/conf配下に「phpMyAdmin.conf」が生成される。
《追加されたかの確認》
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# cd /etc/httpd/conf.d |
《conf.dファイルの内容確認》
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# ls |
*デフォルトでは、ローカルホストからのアクセスしか許可されていないので、必要なネットワークからアクセスように設定追加。
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# vi /etc/httpd/conf.d/phpMyAdmin.conf |
<Direcyory /usr/share/phpMyAdmin/>内の
<IfModule !mod_authz_core.c>
の部分に接続許可を与えたい(クライアント)PCのIPアドレスを追加。
設定を再読み込みさせる為、Apacheを再起動。
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# /etc/init.d/httpd restart |
【クライアントのブラウザから、「LinuxのIPアドレス/phpMyAdmin」とアクセス】
*「phpMyAdmin」のログイン画面が出ればok。
ここで使用するユーザーとパスワードは、MySQLのアカウント。
↓先ほど設定したものを使用
今回の設定内容 | |
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ユーザ名 | testuser |
パスワード | password |